酔っ払ライダーの蕎麦録
松本市安曇 稲核 「手打ち蕎麦 わたなべ」  2007.6.17(日)

松本から上高地へ向かうR158沿いの、安曇稲核(いねこき)にあります。松本から来ると、左カーブ中にあるため見逃しやすいので、右側のクリーニング屋さんが目印です。

お品書きは、けっこう豊富。どれも安いですね〜。
お店は、おばあさんと娘さんらしき方がやっていました。
店に入ると、83歳になるという近所のおじいさんが、ビールで上機嫌。
  「お兄さん、どこから来た〜?」。
  「松本から来ました」。
  「今はここも松本だでぇ」

  「あっ、そうですね〜 (^^;」。
なんとものどかな、地元密着のお蕎麦屋さんです。

        

煮物、漬物がつきます。 野菜サラダもつきました。

「手打もり 大」(550円)。
ツルツルとのどごしの良い蕎麦。香り、味とも淡白ですが、しっかりと蕎麦の味とのどごしを楽しめます。ツユに特長があり、甘みは抑え目で、カツオダシがしっかりと効いていました。蕎麦粉や技にこだわった店ではありませんが、なんとも穏やかでのどか、そしてかなりお値打ちなお店です。こういうお店は大事にしたいですね。

近くには、「竜島温泉 せせらぎの湯」もあります。源泉かけ流し、目の前に山が迫り、なんとも癒されます。

R158沿い、波田町にある「深澤酒店」。
日本酒の品揃えが豊富、奥さんは美人で利き酒師とソムリエでもあるという方。「この日本酒はどんな味?」と聞けば、わかりやく教えていただけますので、自分の好みのお酒を買うことができます。

Rこの日本酒が気になり聞いたところ、元禄時代の酒造り手法を可能なかぎり再現したお酒。味は、今の日本酒とはまったく違い、紹興酒系の甘みと酸味が効いた味とのこと。今日はちょっと買う勇気が出ませんでしたが、いつか買いましょう。