2008.1.6(日)
手打ち蕎麦 福伝
   長野県松本市奈川 地図はこちら
   
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   『とうじそば』なるものがあることを知り、その本場、松本市奈川
   へ車を走らせました。奈川は標高1,200m。高地で作られる蕎麦
   の産地として有名なようです。

             

山深い雪景色の野麦街道を進みます。
 奈川へ入ると道も凍結。寒さ厳しい所です。

 入り口には新蕎麦を宣伝。
 一休禅師のことば。
 こう悟りたいものですね。
 信州では定番の、
 『八幡屋磯五郎』の七味。
 蕎麦屋にはかかせません。

 とうじそば以外は、一般的なメニュー。
 これがとうじそば(1,300円)。
 なんとも楽しそうな蕎麦ではありませんか。


 籠にそばの玉をひとつずつ入れ、鍋にくぐらせ
 てゆがきます。
 もりそばではないですが、そば湯もちゃんと
 出ました。野沢菜漬けもおいしい。

   具は、山菜、キノコ、鶏、油揚げ。ツユは濃い目で甘辛い。
   蕎麦を一玉ずつゆがくので、最後までアツアツで楽しめます。
   ゆがきすぎは禁物。3〜4秒までにすると、蕎麦の歯ごたえ、
   風味がまだ残っています。

   蕎麦をツユにつけず、そのまま食べてみると、かすかな甘み
   を感じます。ちょとざらついた感じの、素朴な感じの蕎麦でした。

   乗鞍まで足を延ばすと、きれいな雪景色が待っていました。
   『湯けむり館』は、強い硫黄臭、真っ白なお湯が特長の人気の
   温泉です。乗鞍岳を見ながらつかる露天風呂は最高!


  寒い冬に楽しむには、ちょうど良い蕎麦でした。蕎麦の風味を
  そのまま味わうにはもりそばに限りますが、こういう楽しみ方
  もあるんですね。鍋に蕎麦を投げるように入れることから、
  『とうじ』の名がついたとのことです。次回はもりそばも食べた
  いですね。