南信州 大鹿村 小渋温泉
 2006.11.3 (金)

松本へ持ってきた愛車SR400、来春は浜松で車検を受けなければならないので、
冬になる前に浜松へ戻すため、三連休を利用して帰省ツーリングをすることにした。
飯田までは高速を使うつもりが、陽気に誘われなんとなく
「R153で帰ってみるか」、という気になった。
R153は快調に流れ、さらに「大鹿村の温泉へ寄ってみるか」と、
小渋温泉「赤石荘」まで足を延ばすことにした。



中川村 小渋湖
R153から県道へ入って、峠を越えると眼下に小渋湖が。


中川村 小渋湖
まさに紅葉まっさかり。




大鹿村 小渋橋
大鹿村で、赤石岳が望める貴重な場所、R152 小渋橋。
谷あいの向こうに、少し雪化粧をした赤石岳が見える。



大鹿村
小渋温泉へ向かう途中の山村で、紅葉の赤と、道端の山吹色に、バイクを止める。



小渋温泉 赤石荘
黄色く染まった山を眺めながら湯につかり、時が止まったかのようなひととき。



大鹿村 田舎そば
山深い大鹿村の名産は、なぜか山から湧き出る塩。
名産店「塩の里」の近くにあった大衆食堂で、田舎そばを注文。
おばあちゃんが蕎麦を打っていた。
蕎麦はなかなか出てこない。
あせらず待つ。
気長に待つ。
こんな店で、「そばがどうの、ツユがどうの」など、不粋なことは言わない。
(650円)


そば屋で1時間ほどかかり、時刻は2時を回った。
山の日の入りは早い。すでに陽は傾いてきた。
ここからは、SRのスロットルをワイドオープンにして、140km先の浜松めざしてひたすら走る。


平谷村 信州伊那谷の酒 まつのや

紅葉最前線のR153を快調に飛ばしつつ、平谷の
地酒屋「まつのや」に寄り、隣人に頼まれた
「斬九郎 全麹仕込」を買った。
こちらの暁子さんは、日本酒をこよなく愛す、美人店主。
ついつい呑みすぎるのが玉にキズとか(ご本人談)。
その暁子さんに「今、生にごりぶどう酒がおすすめ
ですよ」とすすめられ、購入
(^^
浜松へ帰宅してから、路上宴会で、隣人に呑み
ほされてしまったことは、言うまでもない
(>_<)




R19号と並走する中央本線           車窓からの紅葉

SR400は浜松へ置いてきたので、松本までの帰路は電車の旅。
JR中央本線「特急しなの」の車窓からは、赤や黄色に染まった木曽の山々が美しい。
缶ビールを傾け、iPodで八神純子の「想い出は美しすぎて」を聴きながら、四十男が感傷にひたる
(^^;





松本市 自宅近く
浜松では、半袖の人がいたり、モンシロチョウが飛んでいたりしていたのに、
こちらはもう晩秋の気配。
たった200kmしか離れていなにのに、こうも違いますかね〜。