北信州 木島平村 馬曲温泉ツーリング 2007.6.2(土)
梅雨に入る前に思いっきり走っておこう。
入梅前の貴重な晴天の休日。ちょっと遠そうだけれど、北信州 木島平村の馬曲温泉(まぐせ温泉)までいくことにしました。

松本から安曇野市へ入り、R403を北上します。明科町の、のどかな田園風景に足をとめました。

R403の聖高原は変化にとんだ、快適なワインディングロード。
そして峠を下ると、眼下にゆったりとした千曲川が現れました。

こんな名前の日本酒があるんですね。 なんだかかわいい字体のハム。


途中、更埴市あたりの信号待ちでダンプの運ちゃんから「静岡から来たのかぁ〜?」
XJR1300は浜松ナンバーなので、そう思われたみたい。
「いんや、松本からだよ〜」
「どこまで行くだぁ〜?」
「馬曲温泉まで〜」
「そうかぁ、まだ1時間半くらいあるぞ。気ぃつけてなぁ〜」
信号が青になり先にスタート、手を挙げてあいさつすると、どでかいクラクションで
後ろから「パァ〜ン!」
これもツーリングの楽しさですね。


須坂市に入り、県道の快適そうなルートを選ぶと、途中で蕎麦屋の看板。こういうのに惹かれるんですね〜。 看板には400mと書いてあったのに、全然店が現れない。それどころか、どんどん坂を上り、最後はダートに!大丈夫かぁ?!と思っていたら、1km走ってやっと蕎麦屋が見えました。これは期待できそうです。

十割蕎麦大盛り(950円)           味も香りも淡白で素朴な蕎麦です。 大きな窓から見える、千曲川の景色がすばらしい。大将に、「いい店ですね〜」と言うと、「ここは、以前パラグライダーの基地だった」とのこと。納得。


秋にはきっと、おいしいくだものが手に入るのでしょうね。
北信地方は、松本の景色とは違いなんとも穏やかな山景色。雄大な千曲川が長年かけて作った景色なんでしょうね。同じ信州でも、ずいぶんと違うものです。


しかし今日はほんとうに良い天気。最高!(^0^)v


信州には変わった地名が多いです。これは、そのまんま「むしおくりきた」だって。 やっと木島平村へ入りました。やっぱり遠いなぁ。

R403を快調に飛ばしていると、さっき抜いた古い水平対向BMW氏がいつのまにかミラーに。
2台で快走。でも、そうこうするうちに道が怪しくなり、ついには行き止まりに。
BMW氏ととともに、「国道はどこへいっちゃったんでしょう?」
「とりあえず引き返しましょう」と、私が先頭になんとかR403へ復帰。
BMW氏は白いひげのおじさん。全開のXJRとともに快走。
速くて安定した走りはさすが、熟年ライダーですね。
馬曲温泉へ行く私は、BMW氏と信号待ちであいさつをして分かれました。

やっと着いたぁ!馬曲温泉。けっこう混んでいそう。 野天風呂。300円。けっこう混んでいそう。  深緑に囲まれた景色を眺めて温泉につかっていると、「はぁ〜」としか言いようがありません。 遠かったけれど、それだけの価値がありました。

今はやりの「川中島」の案内。このあたりは「風林火山」の、のぼりだらけです。 えのき茸はここで生まれた?

帰り道、更埴市の街中で気になる酒屋さんを発見。せっかくだからと、寄ってみることに。これは「超ミニワンカップ」?!後ろの瓶は4合瓶です (^^; 拡大するとこんなかんじ。

予感的中。すばらしい日本酒の品揃え。これは買って帰らないわけにはいきません。店員さんがキレイな人だったのも印象的 (^-^)お店は「酒乃 生坂屋」さん。 買ってきたのはごらんの2本。さっそくいただいたのは、いうまでもありません。


帰りのR403で、スノーシェルターのワインディング。冬に豪雪となる、信州の山道にはこういうのがよくあります。


          


全走行距離290km。帰宅したのは午後6時すぎ。
さすがに遠かったなぁ。
楽しかったけれど、もうクタクタです。
う〜ん、歳には勝てないか〜 (^^;

入梅前ツー、思いっきり楽しむことができました。