松本呑み歩き

2007.10.13(土)

      松本の街には、日本酒と肴の旨いお店が多いです。
      この日は、ひとりで松本の街を呑み歩きました。

      前から、『お一人様』で呑み歩き、やりたかったのです。


   一軒目は、鳥心。
   狭いカウンターにギュウギュウ詰めで座ります。
   威勢の良い店の方の応対が気持ちいいです。
   マスターの、頭の上まで手を上げて塩を振る
   姿に、職人肌を感じます。
地図はこちら


 案内された席は、左はオッサン。右はカップルの
 彼女。狭い席に、「すみません、失礼します」と
 言って座ると、可愛い彼女は、「どうぞ」とニコっ。
 ちょっとだけ、一人呑みが淋しくなった瞬間でした。

 まずは、生ビールと鳥わさ。
 『皮』も注文。やっぱり、鳥は皮ですからね。


 『手羽先』
 骨にしゃぶりついて食べるのが旨い!
 『レバー』
 まわりはカリっとして中はふんわり。上品です。
 『合鴨』
 しっかりとした肉質で、噛むほどに旨みが。
 『さえずり』
 歯ごたえがたまりません。


     生ビールをもう一杯お代わりして、ほろ酔い気分になり、
     鳥心を後にしました。さあ、次は旨い日本酒を呑める店
     へ行こう。


     松本駅前から女鳥羽川沿いの縄手通りを通って歩きます。


       二軒目は、厨十兵衛(くりやじゅうべぇ)。
       こちらは日本酒が豊富。
       日本海から仕入れた魚介類が旨い。
       ジャズが流れて、先ほどとは違う落ち着いた雰囲気。
       ゆっくりと一人で呑むにはちょうど良い感じです。  地図はこちら


一杯目 『村祐』  二杯目 『南部美人』


 肴は、『ホタルイカの沖漬け』


 『鮟肝のポン酢かけ』も、コクがあって旨い。
 鮟肝を食べて日本酒を呑むと、口の中が洗い
 流されて、また鮟肝、のループにはまります。


三杯目 『開運』。
重い酒が続いたので、「すっきりとして旨みのある
のをください」と言って、出てきました。
私にとっては親しみのある静岡の酒。
四杯目 『花陽浴(はなあび)』。
研ぎ澄まされた米の香りが華々しく香りました。
う〜ん、たまりませんね〜、これは。
これが、最後の酒となりました。


      さすがに、けっこう酔いました。
      でも、一人呑みで自分のペースで呑んだので、
      記憶はしっかり (^-^;。
      女鳥羽川を渡りながら秋風にあたり、贅沢な一人呑み
      の時間に大満足でした。