北信 高山温泉郷 2007.11.4(日)
   おそらく今年最後になるであろう、ツーリングに出かけました。
   行き先は北信、高山村の高山温泉郷。ここには、いくつもの温泉が
   点在しています。そこで温泉めぐりをしようって計画。
   そして、今まさに紅葉シーズンの終盤。
   はたして、紅葉はまだ間に合うのでしょうか?
 松本から有料の三才山トンネルを抜けると、
 塩田平。ここから北信へ向かいます。
 ここは標高900m。曇り空のせいもあり、
 かなり冷えます。
 R254、大塩温泉近くで、意味不明の人形が。
 なんなんでしょうねぇ?


  上田からR144で真田へ。ここは、あの武将、
  真田家ゆかりの地。

 R144からR406へ入り、菅平へ。
 標高が上がり、景色は一気に黄色や赤に変わります。
 気温も一気に下がり、9℃。
 この後、菅平では雲中走行と
 なり、気温は6度。
 早くあったかい温泉に入りたい
 よぉ〜!


        目的地、高山温泉郷には、ご覧の温泉が集まります。
        さて、今日はどの温泉へ行くとするかなぁ。

         あいにくの曇り空ですが、綺麗な紅葉に間に合いました。

     まずは子安温泉。(500円)。
     お湯は茶褐色で塩辛い。浴場へ入り、常連のおじさん達に「こんにちは〜」
     とあいさつ。おじさん達と世間話をし、ゆっくりと過ごす。
     内湯のみですがここのお湯は、すごくあったまって効き目抜群って感じでした。
     受付のおばさんに無料のお茶を勧められ休憩。「今日は何処行くの?」
     「このバイク何CC?。うちの弟も1300ccに乗ってるよ」など、話好きのおばさん。
     しばらく帰してもらえませんでした (^^


 子安温泉に隣接する、パスタとピザの店。
 秘湯の隣になぜ?とちょっと不思議でしたが
 せっかくなので入ってみました。
  『ベーコンと玉ねぎの月見パスタ』(750円)
  を注文。シェフは若くてかっこいい男。
  丁寧な接客が気持ちいい。パスタの腕も
  確かなものでした。


  次の温泉は、松川渓谷温泉『滝の湯』。
  山肌を望む大きな露天風呂で混浴温泉。人気らしく駐車場は
  車でいっぱいでした。露天風呂は、カップルや家族連れで満員。
  湯の花が浮かび、硫黄のにおいが少しだけあり、ぬるめの湯。
  お湯に特長は感じませんが、いつまでも入っていてしまいそうです。

 3件目の温泉は、七味温泉『紅葉館』。
 古い建物ですが、中はお客でいっぱいでした。その理由は、
 温泉に行ってわかりました。乳白色でエメラルドグリーンの湯。
 強烈な硫黄のにおい。たっぷりの源泉がかけ流し。
 遠く紅葉の山を望みながら、もう何も言うことはありません。

 ゆっくりと3件の温泉を楽しみ、名残惜しいですが紅葉館を
 最後に高山温泉郷を後にしました。

 帰り道、『きのこ汁』を売る露店を発見。
 こりゃ、食べていくしかない。
  『きのこ汁』(200円)。
  煮干のダシと、きのこのダシがよく効いて、
  何といっても体があったまります。
  200円でこんなにおいしいなんて、大満足。
 


  高山温泉郷を2時半に出ましたが、日はすでに傾いています。
  この季節、日暮れ前には帰宅しないと大変。帰路は上信越道と長野道
  を使い、4時すぎに帰宅。走行距離220km。念願の紅葉と秘湯めぐりが
  実現し、大満足。一年間、共に走ったXJR1300、きれいに磨き、バッテリー
  を外して、越冬の準備が完了しました。