2008.10.25(土)
手打ち蕎麦・旬のお料理 信濃江
 長野県下伊那郡高森町下市田2965-2 地図はこちら
南信州の高森町に、美味しい蕎麦屋さんがあるとの情報をゲット!
情報元は、南信州平谷村の酒屋『まつのや』の店長さん。その店長さんのブログで、平谷村に絶景ポイントがあることを知り、まずはそこを目指しました。南アルプスが一望できる、標高1,599mの高嶺山です。

 

R153を南下し道の駅信州平谷の手前に、高嶺山
へ登る入り口があります。飯田から来ると右折で
す。
細い林道の途中、親子のおサルを発見!
2匹いるのがわかりますかねぇ?
まつのや店長さんによると、この場所にはよく猿
が出没するそうです。
10分ほど登ると高嶺山の頂上へ到着。森に囲まれた林道が一気に開け、視界360度の展望が広がります。これはすごい!

東方向には南アルプスが一望。松本からの中央道はずうっとどんよりとした曇り空でしたが、それが雲海となって見えます。

南方向は平谷村の町並み。このR153を通っていつも浜松まで帰っているんですねぇ。その浜松はこの写真の左よりの方向。やっぱり遠いなぁ・・・。

西方向には風力発電のタワーの林が。これは愛知県になるそうです。

今日は晴れ予報だったのに、あいにくの曇り空。その雲の隙間から光が筋となって差し込みます。

この頂上はパラグライダーの離陸場所があります。
ここから助走をつけて、谷を目指して飛び立つと
か。何億円つまれたって、わたしにはできません^^;
 自然が描く、赤、黄、緑の色彩に見とれてしまい
 ました。

次に向かったのは、R153を治部坂方面へ行く途中、右カーブの高架橋を渡ってすぐを左折したところにある、矢作川の源流地点。ここから岡崎市まで流れるんですねぇ。実はこのあたりは、江戸時代に殺人事件があったり、今は複数の自殺者、交通事故多発など、いわくつきの場所とのこと。恐〜い(>_<)。


お次は、『平谷の大滝』。紅葉の林の中を5分ほど歩くと、落差41mのきれいな滝が現れます。マイナスイオンたっぷりで心身ともに洗われました。


前置きが長くなってしまいましが、ここからやっと蕎麦屋です ^^;
訪れたのは『信濃江』さん。『市田柿』で有名な高森町市田にあり、R153からは少し東へ入ったところ。観光向けの店ではなく、地元の人に人気のお店のようです。その訳は、安い!旨い!量が多い!とのこと。店の中はお客で満員で、少し空いていたカウンターに座ることができました。
一品料理も気になりますねぇ。運転がなければ、蕎麦前の日本酒で一杯やりたいところです。

本道のざるそばのつもりだったのに、『秋限定 きのこざるそば』に目移り。『限定』の文字には弱いんですよねぇ ^^;
それに、まわりのお客もたくさん頼んでいたので・・・。
でも、注文した後で「やっぱり冷たいツユのざるそばにしておけばよかったかなぁ」とちょっと後悔。
でも、そんな後悔は無用でした。なんと、あったかいキノコ汁とは別に、普通の冷たいツユも付いてきたのです!すばらしい!
。石挽きの蕎麦は量もたっぷり。ちょっとぬめり感のある食感と、いつまでも瑞々しい喉越し。しゃっきりとした歯ごたえもうれしい。冷たいツユは甘みは控えめで辛め。量は多いのですが2種類のツユで夢中になってすすっていると、あっという間になくなってしまいました。大盛りでもよかったなぁ

帰り道に立ち寄ったのは、松川から東へ向かい、小渋湖を過ぎた大鹿村の温泉、『赤石荘』。
遮るものは何もない開放感たっぷりの温泉。お湯にはあまり特長は感じられませんが、とにかくこの眺めが最高です。

温泉から見える景色はこれ。紅葉が始まった山々、小さく見える村里の集落。お湯につかりながらこの眺め。時間の経つのも忘れてしまいそうです。



信濃江さんは地元で人気店のようです。お昼時より早めに行った方が良さそうです。店員のお姉さん(キレイ^^)はひとりで忙しそうに走り回っていました。
山頂から見る美しい紅葉、地元の人に親しまれる旨い蕎麦、絶景の温泉。たった一日で満足感たっぷりの休日を過ごすことができました。